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HPjconfigバージョン2.1 リリース ノート
PA-RISC & Itanium®


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本書には次の情報が含まれています。
» 特徴
» 以前のバージョン
» 必要なJavaTM製品のバージョン
» システム要件
» インストール手順
» HPjconfigの起動
» 既知の制限
» HPjconfigの使用に関するヒント
» カーネルの再構成
» SAMを使ってカーネルを再構成する
» kmtuneコマンドを使ってパラメータを手動で変更する
» ドキュメントとヘルプ
» よくある質問

ご意見、ご感想をお寄せください。
バグ レポートやフィードバックはjava-tools-support@cup.hp.com
宛にお送りください。

特徴

HPjconfigは、特定の種類のJavaアプリケーション用にHP-UX 11.xおよびHP-UX 11iシステムを調整するためのJava構成ツールです。 これは、Java 2バージョン1.2.2.x、1.3.x、1.4.xのSDKRTEで動作し、HotSpotとClassicの各Java仮想マシンをサポートします。

HPjconfigでは、履歴データを閲覧したり、最適なカーネル パラメータの推奨値を表示したりすることができます。

HPjconfigを実行して、HPjconfigで推奨される適切な設定にカーネルを再構成するには、スーパーユーザーとしてのアクセス権と、SAM (System Administration Manager)の知識が必要になります。

バージョン2.1には、次のような機能拡張と不具合の修正が含まれています。

  • HP-UX 11.23がサポートされます。 詳細については、「HP-UX 11.22のカーネル調整パラメータの設定」を参照してください。

  • HP-UX 11.11とHP-UX 11.2xでKmtuneパーサーの問題が解決されました。

  • HPjconfigが1.4.x JDKで-Xbootclasspthオプションを付けずに起動された場合に、適切なヘルプ メッセージが表示されるようになりました。

以前のバージョン

  • HP-UX 11.22がサポートされます。 詳細については、「HP-UX 11.22のカーネル調整パラメータの設定」を参照してください。

  • 見つからなかったパッチは、次のように一覧表示されます。 "PHCO_xxxxx PATCH_NOT_FOUND"

  • HP-UX 11.22以降、カーネル パラメータ(ncalloutなど)がいくつか削除されています。 HPjconfig 2.0.3では、カーネル パラメータの一覧表示に、この継続的な変更が反映されるように自動的に調整します。

  • Crimson XMLパーサーと以前のXMLパーサーとの非互換性が修正され、HPjconfigはJava SDK 1.4をサポートするようになりました。

  • HPjconfigは、Netscapeからのプロキシ情報を適切に処理するようになりました。

  • HP-UX上のJavaに必要なパッチ情報の解析で発生していた問題は修正されました。

  • HPjconfigヘルプが拡張されました。

  • 新しい機種を含む、サポートする機種の範囲が拡張されました。

  • デフォルトで、9つの主要なJavaカーネル パラメータ(maxusers、nproc、max_thread_proc、nkthread、nfiles、maxfiles、maxfiles_lim、maxdsiz and ncallout)とnddの設定可能パラメータtcp_conn_req_maxに関するアドバイスが提供されます。

  • アドバイスをSAM調整パラメータ セットとして保存することにより、カーネルのパラメータを設定するプロセスが簡素化されます。また、スーパーユーザーとしてツールを実行すれば、ツールから直接tcp_conn_req_maxを設定できます。

  • HP-UX SDKパッチ バンドルと個々のパッチのチェック機能。

  • 調整パラメータの更新をより頻繁に受信できるように、データをHPjconfigプログラムから分離させる機能。

  • すでにHPjconfigの推奨値よりも高く設定されているパラメータは、黄色で強調表示されます。

HP-UX 11.2xのカーネル調整パラメータの設定
HP-UX 11.2xでは、カーネル構成が変更されているため、カーネル調整パラメータを設定するときのHPjconfigの動作が変更されています。

以前は、HPjconfigの[SuperUser]パネルから、SAMにロードするための.tunファイル(チューン セット)を保存できました。 この機能は、HP-UX 11.22以降のバージョンでは使用できなくなっています。

現在は、.tunファイルを作成する代わりに、スクリプトが/tmpに保存されるようになりました。このスクリプトは、HPjconfigを終了した後でルートとして実行する必要があります。

このスクリプトは、kmtuneコマンドを実行して、調整パラメータを設定します。 動的調整パラメータは直ちに設定されます。 変数のいずれかが静的調整パラメータであった場合、メッセージが発行されます。 メッセージが発行された場合、カーネルを再構築し、コンピュータを再起動する必要があります。

この作業を行うには、SAMmk_kernelのいずれかを使用します。 詳細な手順については、該当するマン ページを参照してください。

必要なJava製品のバージョン

Java 2バージョン1.2.2.x、1.3.x、または1.4.x HotSpot JVM用のSDKとRuntime Environment、およびClassic JVM。 バージョン1.2.2.08以降を使用することをお勧めします。

システム要件

現在、すべてのHP-UX 11.xおよびHP-UX 11iのPA-RISCベース システムとItaniumベース システムがサポートされています。
 

インストール手順

HPjconfigは、圧縮されたTARファイルHPjconfig-2.1.tar.gzです。 tar.gzファイルには、HPjconfig_data.jarHPjconfig.release.notes、およびHPjconfig.jarが含まれています。 利用したことのあるユーザーの場合、可能性のある新しいパラメータとパッチを更新するにはHPjconfig_data.jarファイルをダウンロードするだけで済みます。

お使いのPCまたはUNIXシステムにダウンロードするには、次の手順を実行します。

  1. ダウンロードしたバイナリ ファイルHPjconfig-2.1.tar.gzを、任意のディレクトリに保存します。 Webブラウザの種類によっては、ダウンロードしたファイルが拡張子を付けないで保存されるので注意してください。 拡張子なしで保存された場合には、上に示されているファイル名に変更します。

  2. (直接UNIXシステムにダウンロードした場合は、次の手順を行う必要はありません。) ftpを使用して、バイナリ ファイルをUNIXシステムの任意のディレクトリに移動します。

  3. UNIXシステム上で、次のようにgunzipとuntarを実行して.tar.gzファイルを解凍します。

    gunzip HPjconfig-2.1.tar.gz
    tar -xvf HPjconfig-2.1.tar

HPjconfigの起動

  1. オペレーティング システム用の最新パッチをインストールします。 www.hp.com/go/java(英文)に移動し、左側にあるナビゲーション バーで[Patches]を選択します。

  2. HPjconfigファイルをインストールしたディレクトリに移動します。

  3. kmtuneがパスに含まれていることを確認します。 kshで、kmtuneコマンドが/usr/sbinにある場合、次のように入力します。

    % export PATH=/usr/sbin:$PATH

    ローカル システムのセットアップはそれぞれに異なります。 必要に応じて、システム管理者に問い合わせてください。

    注記: ローカル システムのセットアップはそれぞれに異なります。必要に応じて、システム管理者に協力を求めてください。 現在、不具合のため、コマンドkmtuneはスーパーユーザーとしてのみ実行できることに注意してください。 これを解決するには、スーパーユーザー アクセス権でHPjconfigを実行するか、または次のパッチをインストールします。 この問題は、HP-UX 11.22 (11i v 1.6)では修正される予定です。

    • HP-UX 11.0 (PA-RISC)パッチPHCO_26060またはこの代替パッチ

    • HP-UX 11.20 (11i v 1.5 Itanium)パッチPHCO_26061またはこの代替パッチ

  4. 次のように入力します。

    SDK 1.2xおよび1.2xの場合:
    java -cp HPjconfig.jar:HPjconfig_data.jar HPjconfig

    SDK 1.4xの場合:
    java -Xbootclasspath/p:HPjconfig.jar:HPjconfig_data.jar HPjconfig

    実行に失敗した場合、パス変数(上の手順2)とJavaのバージョンを確認します。
    本書の「必要なJava製品のバージョン」を参照してください。

    システムがNetscapeのプロキシ サーバーを通じて動作するように構成されている場合、HPjconfigはWebサイト(http://www.hp.com/go/java/(英文))に置かれている必要な最新パッチを自動的にチェックして、その設定を使用します。 ほかのプロキシ サーバーを使用する場合には、以下のコマンド行オプションを使ってHPjconfigを実行します。

    java -cp HPjconfig.jar:HPjconfig_data.jar \
    -Dproxy=<プロキシ サーバーのホスト名、web-proxyなど> \
    -Dport=<プロキシ ポート番号、8088など> HPjconfig

    JVMで1.2.2.05バージョンを実行している場合、アクセラレータ キーを有効にするには、次のように入力します。

    java -Dhpux.im.disable=true -jar \
    -cpHPjconfig.jar:HPjconfig_data.jar HPjconfig.jar

既知の制限

  • Itaniumベース システムのHP-UX 11.22では、カーネル パラメータを自動的に設定するSAMとの統合は使用できません。 詳細については、本書の「HP-UX 11.22のカーネル調整パラメータの設定」を参照してください。

  • 印刷サポートは、HPjconfigを実行しているJava Virtual Machineの印刷サポートに限定されます。

  • 相互依存するチューン セットは、SAMのセット制限のために設定できない場合があります。 HPjconfigは9つのカーネル パラメータと1つのnddパラメータについて、SAMをベースにした制限のチェックを行いますが、許容できる調整パラメータ セットを最終的に判別するのはSAMやその他のシステム管理ツールになります。

  • 現在、コマンドkmtuneは、スーパーユーザーとしてのみ実行できます。 この問題は、Itaniumベース システムのHP-UX 11.22では修正される予定です。 この回避策は、使用しているHP-UXのバージョンによって異なります。

    HP-UX 11.0 PA-RISCの場合、パッチPHCO_26060またはこの代替パッチをインストールします。 または、HPjconfigをスーパーユーザーのアクセス権で実行します。

    HP-UX 11.11 PA-RISCの場合、パッチPHCO_26061またはこの代替パッチをインストールします。 または、HPjconfigをスーパーユーザーのアクセス権で実行します。

    HP-UX 11.20 Itaniumベース システムの場合、HPjconfigをスーパーユーザーのアクセス権で実行するか、またはHP-UX 11.22にアップグレードします。

    HP-UX 11.22 Itaniumベース システムの場合、この問題は11.22では修正されます。

    パッチをダウンロードする手順については、次のパッチ情報のページを参照してください。http://www.hp.com/products1/unix/java/patches/index.html(英文)

HPjconfigの使用に関するヒント

設定の保存と復元
設定はいつでも保存および復元することができます。"Save"キーと"Restore"キーを使用して、適切なファイル ダイアログを表示します。

HPjconfigとSAM
スーパーユーザーとしてHPjconfigを実行している場合、[SuperUser Panel]、[Save tune set .tun for SAM]ボタンを順にクリックするだけで、"*.tun"ファイルを作成し、自動的にSAM用に保存してSAMを起動できます。

カスタム設定の作成と使用
任意のパラメータを選択してローカル設定をさらに指定するには、[HP-UX Kernel Params]画面の[ParmFormulas]カラムで任意の値をダブルクリックします。 値を修正し、[Enter]キーを押してフィールドを更新します。 ここで、背景が赤になり、値のフォントが斜体の太字に変わるので、印刷したときに識別しやすくなります。

ここで[Evaluate]を押すと、[ParamValues]カラムで変更されたすべての値が赤字で強調された斜体の太字で表示されます。 新しい値が表示されます。

以上のような方法で、パラメータ値をカスタマイズできます。 また、ツールのカーネル調整の推奨値を使用する場合は、[TunedValues]カラムではなく、[ParamValues]カラムから値をカット アンド ペーストします。

カーネルの再構成

カーネルの再構成は多少複雑になります。 次に基本的な手順を示します。 完全な情報については、次に示す2つのマニュアルを参照してください。 どちらのマニュアルもdocs.hp.comの[HP-UX Release 11.x Operating System]セクションから入手できます。

  • kmtune(1M)の使い方については、『HP-UX Reference Volume 2: Section 1M』を参照してください。

  • カーネルの再構成については、『Managing Systems and Workgroups』を参照してください。

SAMを使ってカーネルを再構成する

注記: SAMを実行するには、スーパーユーザーのアクセス権が必要です。

最初に起動したときには、/stand/systemファイルにはカーネルの調整パラメータについての情報は含まれていません。

  1. スーパーユーザーになります。

  2. SAMを起動するには、次のように入力します。 /usr/sbin/sam

  3. [Kernel Configuration]をクリックします。

    警告: カーネルの設定が適切でないと、システムがブートしなくなる場合があります。

  4. 新しいウィンドウで[Configurable Parameters]をクリックします。

  5. 目的のサーバーの初期設定を見つけて、HPjconfigの推奨設定に適合していない設定を探します。 その行をダブルクリックして、エントリを編集します。 SAMにより許可されない変更があります。 必要な変更を行うことがSAMでは許可されない場合、SAMを終了し、手作業でパラメータを編集します。 この方法については、後の「kmtuneコマンドを使ってパラメータを手動で変更する」で説明します。

  6. サーバーのドキュメントに示されている設定をすべて変更し終えるまで、この処理を続けます。

    警告: すべての変更を終える前にシステムを再起動しようとすると、システムがブートできなくなる可能性があります。

  7. [Actions]メニューから[Process New Kernel]を選択します。 確認ウィンドウが数回表示されます。 確認ウィンドウでは[yes]と回答していきます。それによって、現在のカーネル ファイルをvmunix.prevファイルにコピーし、vmunixファイルを新しいカーネルで上書きするように、SAMに指示することができます。

    注記: 手順7を終えると、システムが再起動します。 システムがシャットダウンして再起動する様子を監視して、エラーがないことを確認します。

kmtuneコマンドを使ってパラメータを手動で変更する

システム管理作業を行うには、スーパーユーザーのアクセス権が必要です。

SAMにより変更が許可されない設定があります。 その場合には、kmtuneコマンドを使って手動でパラメータを変更できます。

ここでは、kmtuneコマンドの使用法について簡単に説明します。kmtuneの詳細については、kmtuneのマン ページを参照するか、または『HP-UX Reference Volume 2:Section 1M』(docs.hp.comで入手できます)の「kmtune(1M)」を参照してください。

  1. kmtuneを使ってパラメータを変更するには、次のコマンドを使用します。

    /usr/sbin/kmtune -s name{=|+}value

    name{=|+}の値の部分には、スペースまたはタブを含めてはならないことに注意してください。

    等号(=)は、パラメータ(name)を、指定した値に設定します。

    加号(+)は、パラメータ(name)を、指定した値分だけ増やします。 加号(+)には、負の数を使用できないことに注意してください。

    たとえば、shmsegを128にするとします。

    kmtune -s shmseg=128

  2. 修正が実行されたかどうかを確認するには、次のコマンドを使用します。

    /usr/sbin/kmtune -q name (nameには対象となるパラメータを指定します)

    たとえば、次のように入力すると、

    kmtune -q shmseg

    次のように表示されます。

    Parameter Value
    = = = = = = = = = =
    shmseg 128

  3. [Kernel Parameters]ですべての変更を行ったら、システムを再起動し、カーネルを再構成するプロセスを終える必要があります。

    システムを直ちにシャットダウンし、再起動するには、/ディレクトリから次のように入力します。

    /sbin/shutdown -r 0

    注記: 新しいカーネルでシステムをブートできなくなった場合、代替ソース オプションからブートするオプションを使って、古いカーネルを使用するようにします。

    システムがオンラインに戻った後で、kmtuneを使ってカーネル パラメータを調べて、変更が行われたことを常に確認するようにするとよいでしょう。

ドキュメントとヘルプ

  • オンライン ヘルプは[Help]タブから使用できます。

  • HPjconfig Version 2.1のリリース ノート(本書)

  • 『HP-UX Reference Volume 2: Section 1M』
    kmtune(1M)の使用法について参照してください(docs.hp.com(英文)の[HP-UX 11.x Operating System]から入手できます)。

  • 『Managing Systems and Workgroups』
    カーネルの再構成に関する情報について参照してください(docs.hp.com(英文)の[HP-UX 11.x Operating System]から入手できます)。

ご注意

Copyright © Hewlett-Packard Company 1997-2003.
JavaおよびJavaベースのすべての商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

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